600年以上も昔

きちんと知っておきたい用語。保険は、予測不可能な事故が原因で発生した主に金銭的な損失に備えるために、よく似た状態の複数の者がわずかずつ保険料を出し合い、整えた積立金によって予測できない事故が発生した者に掛け金に応じた保険給付を行う仕組みということ。
西暦1998年6月に、当時の大蔵省金融部局(銀行局や証券局等)が所掌する事務のうち、民間金融機関等(民間資本によって運営される銀行等)の検査・監督に関するものを区分して、総理府(省庁再編後に内閣府)の強力な外局として新組織、金融監督庁を設けたという流れがあるのです。
つまり安定という面で魅力的であるうえにバイタリティーにあふれたこれまでにない金融システムを作り上げるためには、どうしても民間金融機関や金融グループとともに行政が両方の立場で解決するべき問題に精力的に取り組んでいかなければ。
信用格付機関(ムーディーズなどが有名)の格付けを使用する理由(魅力)は、難しい財務資料を理解することが無理でも格付けが公表されているため、金融機関の経営状態が判別できるという点にあり、ランキング表を使えば複数の金融機関を比較することも可能となる。
タンス預金ってどう?物価上昇(つまりインフレ)の局面では、上昇した分現金は価値が下がるので、いますぐ暮らしに必要とは言えない資金なら、タンス預金ではなく安全、そして金利が付く商品に変えた方がよい。
よく聞くコトバ、デリバティブってどういうこと?古典的な金融取引であったり実物商品・債権取引の相場が変動したことによる危険性を避けるために販売された金融商品の名前であって、とくに金融派生商品という名前を使うこともある。
一般的にスウィーブサービスについて。開設している銀行預金口座と同一金融機関・グループ内にある証券取引口座、この間で、株式等の購入代金、売却で得た利益が手続き不要で振替してくれる新しいサービス。同一金融グループによる優良顧客を囲い込むための作戦なのです。
預金保険機構(DIC)が支払う補償の最高額は"決済用預金を除いて預金者1人当たり1000万円以内"ということ。この機構は政府だけではなく日銀そして民間金融機関全体の三者がが同じ程度の割合で
西暦2010年9月10日、日本振興銀行の経営が破綻したのある。これが起きたために、ついに未経験のペイオフが発動した。これにより、約3%(全預金者に対する割合)、しかし数千人の預金が、上限額の適用対象になったと考えられる。
一般社団法人 日本損害保険協会は、主として日本における損害保険業全体の正しく適切な発展、加えて信用性を高めることを図り、安心で安全な世界の実現に関して寄与することを目的としているのです。
つまりバブル経済(80年代から91年)とは何か?市場価格の動きが大きい資産(例えば不動産や株式など)の市場での取引金額が過剰な投機によって実際の経済の成長を超過したにもかかわらずそのまま高騰し続け、ついに投機による下支えができなくなるまでの経済状態を指します。
西暦1998年12月に、当時の総理府の内部部局ではなく外局として大臣を組織の委員長に据える機関である金融再生委員会を設置し、のちに金融庁となる金融監督庁は平成13年1月の金融再生委員会廃止まで、その管理下に3年弱位置づけされていた過去がある。
要は「失われた10年」が指すのは、国そのものの、あるいはどこかの地域の経済が大体10年以上の長きにわたる不況並びに停滞に見舞われた10年を表す言い回しである。
小渕首相が逝去、森内閣が発足した西暦2000年7月、旧大蔵省から金融制度の企画立案の事務を移管したうえで平成10年に発足した金融監督庁を新組織、金融庁として改編。さらには平成13年1月、金融再生委員会は中央省庁再編にともない廃止され、現在の内閣府直属の外局となった。
この「銀行の経営なんてものは銀行に信頼があって繁盛する、もしくはそこに融資する値打ちがない銀行だと審判されてうまくいかなくなる、二つに一つだ」(モルガン・スタンレー、ローレンス・マットキンの有名な言葉)